ahamoとLINEMOは海外でどっち?料金・容量・利用日数と使い方を比較

海外旅行でスマホを使うなら、ahamoとLINEMOはどっちがおすすめ?

これまで海外データ通信といえば、追加料金なしで使えるahamoが有力でした。

しかし、2026年9月からLINEMOも対象プランなら毎月最大7日間分の海外データ通信が無料になりました。

そこで、2026年10月にタイでahamoとLINEMOを実際に使い比べてきました。

結論から言うと、実測値には差がありましたが、今回の利用範囲ではWeb検索やSNS、動画視聴で体感できるほどの違いは感じませんでした。

比較項目ahamoLINEMO
海外データ通信の追加料金0円対象プランは毎月最大7日間分無料
海外データ容量月40GBまで定額国Lは無制限
海外利用日数15日経過後に速度制限無料特典は最大7日間分
海外利用開始の手続き不要世界対応ケータイへの加入と利用開始手続きが必要
8日以上の利用容量・日数の条件内なら追加料金なし無料7日間+有料プランを利用可能
2026年12月以降海外容量40GB
日数追加オプション導入予定
8〜31日間プランも
7日間分の割引対象

※2026年10月時点の条件を基準に比較しています。12月以降の改定内容は予定です。

7日以内の海外旅行なら、ahamoとLINEMOのどちらも有力です。

手続きの簡単さを重視するならahamo、データ容量を重視するならLINEMOが向いています。

8〜15日間の旅行では、データ容量の条件内なら追加料金がかからないahamoが料金面で有利です。

※電話アプリでの通話とSMS送信は別途料金が発生します。

すでにどちらかを契約しているなら、海外旅行のためだけに乗り換える必要は基本的にありません。

目次

海外旅行でahamoとLINEMOはどっち?条件別の結論

2026年10月にタイを訪れ、ahamoとLINEMOの海外データ通信を実際に利用してきました。

結論から言うと、通信品質については、どちらも快適に利用できました。

ただし、海外データ通信のサービス内容や利用条件が異なるため、旅行期間やデータ使用量などによって、どちらが適しているかは変わります。

一方、海外旅行のためだけに回線を乗り換えるのであれば、海外での使い勝手だけでなく、普段の日本国内での利用状況を優先して選ぶことをおすすめします。

僕は8日以上のため、ahamoの方があっています。

ahamoLINEMO
申し込みの簡単さ申込不要海外で申し込みが必要
無料期間15日間/回7日間/月
データ容量最大40GB無制限

海外旅行の日数とデータ容量でahamo・LINEMOを比較

ahamoとLINEMOは、海外旅行の日数やデータ使用量によって、それぞれメリットが異なります。

ahamoは15日以内の旅行で追加料金を抑えやすく、LINEMOは7日以内の旅行でデータ容量を気にせず使える点が魅力です。

旅行期間ahamoLINEMO
7日以内追加料金なし・国内と容量共有最大7日間分無料・データ無制限
8〜15日容量の範囲内なら追加料金なし無料期間終了後は有料
16日以上15日経過後に速度制限有料プランで継続利用可能

※LINEMOは対象プランで定額国Lを利用する場合です。

7日以内の旅行なら両社とも追加料金なしで利用できますが、申し込みの手軽さを重視するならahamo、データ容量を重視するならLINEMOが向いています。

8〜15日間の旅行では、データ容量の範囲内で追加料金がかからないahamoが有利です。

一方、LINEMOは8日以上のプランを一括申し込みすると、2026年10月時点では7日間分の無料特典が適用されません。

ただし、無料の7日間プランを利用した後に必要な日数分の有料プランを申し込むことで、「海外あんしん定額」を延長できます。。

例えば、8日間の旅行なら、無料7日間+有料1日間で追加料金は980円です。

結論として、7日以内なら両社とも有力、8〜15日ならahamoが料金面で有利です。

ただし、すでにどちらかを契約している場合は、海外旅行のためだけに乗り換えるのではなく、現在の回線で対応できるかを確認しましょう。

海外旅行の頻度と、旅行しない月の料金も考えて選ぶ

最後は、旅行の月だけでなく、旅行しない月を含めて支払う金額で判断します。

年に1〜2回の短期旅行で、普段は月3GB以内しか使わない人なら、LINEMOの低い基本料金と最大7日間の無料特典を組み合わせやすいでしょう。

ahamoLINEMO
40GB/2,970円ベストプランベストプランV
3GB/990円30GB/2,970円
10GB/2,090円

ベストプランは海外に行かない月も月990円で維持できるため、旅行のためだけに大きな国内容量を契約する必要がありません。

LINEMOベストプランVは最大7日間の海外あんしん定額が最大7日間無料のため、普段のデータ使用量が30GB以下なら選択肢の一つでしょう。

反対に、普段から月20〜40GB使い、8日間以上の旅行にも出かける人は、ahamoが有力です。

選択のポイントとしては海外ローミング重視よりも普段の使い方に合わせたプランを選択しましょう。

ahamoとLINEMO 実際に海外で使った感想

2026年10月にタイで、ahamoとLINEMOの海外データ通信を使ってきました。

今回使った範囲では、通信品質に体感できるほどの差はありませんでした。

大きく異なったのは、利用開始時の手続きと、使えるデータ量、利用日数です。

ここでは、実際に使って感じた違いと、利用前に確認しておきたい条件をご紹介します。

通信品質は、今回のタイ滞在では差を感じなかった

ahamoとLINEMOの海外ローミングは、渡航先の通信事業者の回線を利用してデータ通信を行う仕組みです。

今回のタイ滞在中は、主にahamoが「AIS」、LINEMOが「TRUE-H」の回線に接続していました。

実際にタイでデュアルSIMで使用

ただし、接続する通信事業者は、利用するエリアや電波状況などによって異なります。

実際にタイで両社を使い比べたところ、通信品質を理由にどちらか一方を選ぶほどの大きな違いは感じませんでした。

また、ahamoはこれまでインドネシアやシンガポールでも利用していますが、通信がつながらず困った経験はありません。

今回の利用経験に限れば、海外での通信品質については、ahamoとLINEMOのどちらを選んでも大きな問題はないと感じました。

利用開始の手軽さはahamo、LINEMOは開始手続きが必要

ahamoは、スマホの「データローミング」をONにしておけば、海外に到着後、スマホの電源を入れるだけでデータ通信を利用できます。

一方、LINEMOで海外データ通信を利用するには、事前に「世界対応ケータイ」への申し込みが必要です。海外に到着してスマホの電源を入れると、海外での利用方法を案内するSMSが届きます。
そのSMSに記載されたリンクから「海外あんしん定額」を申し込み、利用開始の手続きを行うことで、海外データ通信が利用できるようになります。

今回、初めてLINEMOの海外データ通信を利用したこともあり、手続きには少し戸惑いました。

実際に両サービスを利用した感想としては、海外到着後のデータ通信の始めやすさは、ahamoの方が簡単だと感じました。

具体的な申し込み画面や設定手順は、LINEMOの海外ローミングの設定方法と注意点で詳しく解説しています。

データ量を気にせず使えるLINEMO、国内利用分と分けて考える必要があるahamo

海外ローミングで利用できるデータ容量の仕組みも、ahamoとLINEMOでは大きく異なります。

LINEMOは「海外あんしん定額」の定額国Lで、国内のデータ容量とは別にデータ通信を利用できます。

2027年春以降には、24時間あたりのデータ使用量が10GBを超えると、通信速度が最大4.5Mbpsに制限される仕組みが導入される予定です。

ただし、1日10GBはかなり余裕のあるデータ容量です。

長時間の動画視聴やテザリングなど、大量のデータ通信を行わなければ、使い切ることは少ないでしょう。

LINEMOは海外で使用したデータ量と、国内の月間データ量は分けて利用できる点もメリットの一つです。

一方、ahamoは国内と海外で月間データ容量を共有する仕組みです。

2026年10月現在、ahamoはデータ増量キャンペーンにより、通常プランなら国内・海外合わせて月40GBまで利用できます。

ただし、大盛りオプションを契約している場合、海外で利用できるデータ容量は最大30GBです。
なお、2026年12月1日からは料金プランが改定され、海外データ通信の上限は最大40GBに統一される予定です。

今回の10日間のタイ旅行では、渡航前に国内で10GB、渡航中に約20GBを使用しました。

そのため、帰国後に利用できるデータ容量は残り10GBとなり、月末までのデータ使用量を調整する必要があります。

普段の使い方であればahamoでも十分な容量ですが、国内でのデータ使用量を気にせず、海外でも動画視聴やテザリングを利用したい人には、LINEMOの方が使いやすいと感じました。

LINEMOは7日間の終了時刻、ahamoは15日経過後の制限に注意

容量以上に確認しておきたいのが、使える日数です。

LINEMOの対象プランでは、最大7日間の海外あんしん定額が無料で利用できます。

プランの期間が終了するとデータ通信が止まり、続けて使うには再度申し込みが必要になります。

また、現行条件では8日間以上のプランを一括購入すると無料特典の対象外になるため、長めの旅行では購入するプランと料金を事前に確認する必要があります。

一方、ahamoは海外でデータローミングをオンにすれば、追加の申し込みなしでデータ通信を利用できます。

ただし、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として、15日経過後の日本時間0時から通信速度が最大128kbpsに制限されます。
データ容量が残っていても速度制限の対象となり、データ容量を追加購入しても解除されません。

なお、2026年12月1日からは「海外データ通信日数追加オプション」が提供され、16日目以降も1日(24時間)あたり980円で通常速度のデータ通信を継続できるようになります。

ただし、海外で利用できるデータ容量は月間最大40GBのままで、オプションを追加しても増量されません。

僕は8日以上の海外旅行が多いので、ahamoの方があっています。

海外で使える国・地域は?韓国・台湾・ハワイ・欧州を確認

海外データ通信の対応エリアは、ahamoが91の国・地域なのに対し、LINEMOは「海外あんしん定額」の定額国Lだけで200以上の国・地域に対応しています。

対応国・地域の広さでは、LINEMOがahamoを大きく上回っています。

ブランド対応地域
ahamo91カ国
LINEMO200以上の国と地域

例えば、ネパール・モルディブ・パラオ・アルゼンチンなどはLINEMOの定額国Lに対応していますが、ahamoの海外データ通信には対応していません。

一方、韓国・台湾・タイ・ハワイ・フランスなどの主要な旅行先は、両社とも対応しています。

主要渡航先の地上データ通信を比較

ahamoとLINEMOは、日本人に人気の海外旅行先の多くでデータ通信を利用できます。

代表的な国・地域の対応状況は以下のとおりです。

渡航先ahamoLINEMO
韓国○○
台湾○○
タイ○○
ハワイ○○
アメリカ本土○○
シンガポール○○
フランス○○
イタリア○○
イギリス○○
ドイツ○○

※LINEMOは定額国Lの対象エリアです。

韓国・台湾・タイ・ハワイ・アメリカ本土・フランス・イタリア・ドイツなどは、ahamoとLINEMOのどちらも海外データ通信に対応しています。

ただし、ヨーロッパのすべての国・地域が両社に対応しているわけではありません。

例えば、アルバニア・セルビア・モンテネグロなどはLINEMOの定額国Lに対応していますが、ahamoの海外データ通信には対応していません。

ヨーロッパを周遊する場合は、訪問するすべての国・地域が対応エリアに含まれているか確認しておきましょう。

ahamoとLINEMO共に期間中であれば、国を移動しても無料で海外データ通信を利用できます。

ahamoとLINEMO 対象外エリアが異なる

ahamoでは海外データ通信を利用できなくても、LINEMOなら利用できる国・地域があります。

特に、アジアの一部やオセアニア、中南米、アフリカなどでは、両サービスの対応エリアに違いがあります。

ahamoは未対応でLINEMOの定額国Lを比較した一部の国と地域を紹介します。

エリアLINEMOのみ対応する主な国・地域
アジアネパール、モルディブ、スリランカ、パキスタン、ブータン
オセアニアパラオ、サモア、トンガ、ニューカレドニア、フランス領ポリネシア
ヨーロッパアルバニア、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、北マケドニア
中南米アルゼンチン、コロンビア、ウルグアイ、コスタリカ、パナマ
アフリカケニア、タンザニア、エチオピア、ウガンダ、モーリシャス

例えば、モルディブやパラオへの旅行では、LINEMOの海外あんしん定額を利用できますが、ahamoの海外データ通信は利用できません。

また、ヨーロッパや中南米を複数国周遊する場合も、LINEMOの方が対応できる渡航先の選択肢が広くなります。

ただし、LINEMOが海外ローミングに対応している国・地域でも、すべてが定額国Lに分類されているわけではありません。

LINEMOには料金体系の異なる「定額国S」もあり、バハマ・ミクロネシア・ベリーズ・ジンバブエなどが該当します。

定額国Sでは、LINEMOベストプラン・LINEMOベストプランVの「毎月最大7日間分無料」の特典は適用されません。

さらに、飛行機や船の中では、地上の海外データ通信とは異なる条件が適用されます。

エリアでの選択方法
  • 渡航先が海外データ通信の対応エリアに含まれているか
  • LINEMOの場合は定額国L・定額国Sのどちらに該当するか
  • 複数国を周遊する場合は、乗り継ぎ先や訪問先も対象になっているか
  • 飛行機や船で通信する場合は、別料金が発生しないか

結論として、海外データ通信の対応エリアの広さではLINEMOが有利です。

ただし、韓国・台湾・タイ・ハワイ・フランスなどの主要な旅行先では両社とも利用できるため、対応エリアに問題がなければ、海外ローミングの料金やデータ容量、旅行日数を重視して選ぶとよいでしょう。

月をまたぐ海外旅行では?ahamoとLINEMOの注意点

月末から翌月にかけて海外旅行をする場合、月ごとに更新されるものと、利用開始から数え続けるものを分けて確認する必要があります。

ahamoは、月が替わるとデータ容量が更新されますが、海外利用の15日制限はリセットされません。

LINEMOも、毎月の無料特典が更新されることと、利用中のプランが延長されることは別です。

確認する項目ahamoLINEMO
月毎新たに40GB月毎に最大7日分
期間期間の更新なし月毎に最大7日間
翌月も使うときの操作申込不要再度申し込み
延長980円/日
※2026年12月1日以降
980円/日

ahamoは月が替わるとリセット,15日制限はリセットされない

ahamoでは、月間データ容量と海外利用日数を別々に管理します。

月を跨ぐとahamoの海外利用最大40GBはリセットされて、新たに翌月分として40GB利用できます。

ただし、翌月の容量を使えるようになっても、海外利用日数は最初の通信日から数え続けます。

例えば、10月29日に海外で初めてデータ通信した場合は、次のようになります。

日付・日時データ容量の扱い海外利用日数の扱い
10/29 利用開始10月分の残量を使用この日が起算日
11/111月分の40GBが利用可能起算日は10/29
11/1211月分の残量を使用通常利用
11/13日0時〜容量が残っていても日数制限最大128kbpsに制限
月跨ぎの注意点
  • 月が替わっても、海外利用日数は1日目に戻らない
  • 月が変わると前月分は切り捨て
  • データ容量が残っていても、15日経過すると速度制限はかかる
  • 現行条件では、データ容量の追加購入で15日制限を解除できない

月またぎで間違えやすいのは、次の3点です。

※2026年12月1日からは、海外データ通信の日数追加オプションが提供予定です。

LINEMOは月をまたげば新たに7日間無料枠が追加

LINEMOは、月を跨げば新たに海外あんしん定額の7日分が無料で追加されます。

ただし、各月月毎に7日間プランを申し込みます。

2026年10月29日から利用する場合の流れは下記の通りです。

利用期間の例申し込むプラン
10月29日12時〜11月5日12時10月分の7日間プラン
11月5日12時〜11月12日12時11月分の7日間プラン

7日間プランの利用期間は、利用開始から168時間です。

上記の例では、11月1日を迎えても、10月に申し込んだプランを11月5日12時まで使えます。終了後に再度申し込み、11月分の無料特典が適用されれば、さらに7日間利用できます。

無料条件
  • 「LINEMOベストプラン」または「LINEMOベストプランV」を契約している
  • 渡航先が「海外あんしん定額」の「定額国L」に含まれる
  • それぞれの開始月で無料特典を利用できる
  • 無料特典の対象となる1〜7日間プランを選ぶ

注意点として、14日間プランを一括購入すると、現行条件では無料特典の対象外になります。
「月またぎの旅行だから無料」と判断せず、選ぶプランと、それぞれの開始月に適用される特典を確認してください。

海外の通話・SMS・LINEは無料?追加料金の違いを比較

ahamo・LINEMOともに、海外では電話番号を使った通話とSMS送信は国際料金がかかります。

電話をかけるときだけでなく、かかってきた電話に出た場合も1分ごとの国際料金が発生します。

一方、LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話は、海外でも基本機能を無料で利用できます。

ただし、LINEを使うためのデータ通信は必要です。

電話の発着信・SMS送受信・LINE通話の料金を比較

海外で利用した場合の料金の料金について解説します。

スクロールできます
利用する機能ahamoLINEMO
電話番号で電話をかける国際料金国際料金
かかってきた電話に出る国際料金国際料金
SMSを送信する有料有料
SMSを受信する無料無料
LINEのトーク追加料金なし追加料金なし
LINEの音声通話・ビデオ通話追加料金なし追加料金なし
国内の5分定額・かけ放題適用外適用外

通話料は滞在国や発信先などによって異なり、SMS送信料も文字数などで変わります。

利用内容韓国ハワイ
日本へ電話をかける125円/分140円/分
滞在先の現地電話番号へかける50円/分125円/分
かかってきた電話に出る(着信)70円/分175円/分
SMS送信100円/通100円/通
SMS受信無料無料
ahamoの場合

ahamoでタイから日本に実際に発信した場合、3分で525円発生しました。

1分/175円の国際通話料です。

海外データ通信の無料特典に、電話やSMS送信の料金は含まれません。

特に注意したいのは、日本からかかってきた電話でも、海外で応答すると着信料がかかることです。
国によっては発信通話より着信通話の方が高いケースがあります。

家族や友人との連絡には、LINEのトークやLINE通話を使う方法があります。

なお、LINEMOの「LINEギガフリー」は海外では適用されません。

追加料金を防ぐ設定と詳しい使い方は個別記事で確認する

海外での追加料金を抑えるために、まず次の点を確認しておきましょう。

海外で追加料金を防ぐ方法
  • 電話アプリでの通話は避ける
  • SMS送信はLINEや+メッセージを使う
  • 知人や家族にはLINE通話を使う

ahamoは渡航前のデータ残量、LINEMOは世界対応ケータイなどの加入状況と、現地での利用開始手順も確認しておくと安心です。

ahamoで別料金になる操作や実際の請求明細は、ahamoの海外利用で高額請求を防ぐ方法で詳しく紹介しています。

2026年12月以降の海外利用で変わる料金・条件

2026年末以降の海外旅行では、現行条件と改定後の条件を分けて確認しましょう。

ahamoは2026年12月1日から料金・サービスを改定します。

ahamoは12月1日から段階制・海外40GB・日数追加を予定

ahamoは2026年12月1日から、国内と海外を合わせたデータ使用量に応じて、月額料金が変わる3段階制になります。

海外で利用できるデータ容量は最大40GBです。

月間データ使用量(国内・海外合計)改定後の月額料金(税込)
40GB以下3,135円
40GB超〜60GB以下4,125円
60GB超〜120GB以下5,115円

例えば国内で30GB、海外で35GBを使用した場合、合計65GBとなるため、改定後の月額料金は5,115円です。上限設定オプションを適用していない場合の例です。

海外でのデータ使用量が40GBを超えた時点で最大通信速が1Mbpsに制限されます。

LINEMOは海外パケットし放題の終了・請求方法・無料特典の変更を予定

LINEMOでは、2026年12月頃に海外データ通信に関する次の3点が変更予定です。

変更予定
  • 「海外パケットし放題」の終了
  • 月をまたぐ「定額国L」プランの請求方法が変更
  • 毎月最大7日間分の無料特典を長期プランにも適用予定

「LINEMOベストプラン」「LINEMOベストプランV」の無料特典は、現行条件では「定額国L」の1〜7日間プランが対象です。

申し込み画面には通常料金が表示されますが、請求時に同額が割り引かれます。

一方、8〜31日間プランを一括で申し込むと、割引は適用されません。

2026年冬(予定)以降は、1〜31日間の全プランが対象となり、毎月最大6,860円(7日間分)まで割り引かれる仕組みに変わります。

例えば、当月の無料枠が未使用で、利用期間が同じ請求月内に収まる8日間プランなら、割引後の負担額は1日分の980円となります。

2026年10月現在2026年冬頃
8日8日 * 980円1~7日 * 0円
8日 * 980円
請求7,840円980円

ahamo・LINEMOの海外利用でよくある質問

ahamoとLINEMOの海外利用について、申し込みや料金、データ容量などのよくある質問をまとめました。

LINEMOは海外でそのまま使えますか?

LINEMOを海外で利用するには、事前に「世界対応ケータイ」への加入が必要です。
また、「海外あんしん定額」は、現地でデータローミングをオンにするだけでは利用開始されません。
SMSから専用サイトにアクセスし、利用日数を選択して「プラン」を申し込む必要があります。

なお、LINEMOを新しい電話番号で契約した場合、原則として課金開始から5か月目になるまで世界対応ケータイに加入できません。

LINEMOの海外利用が無料なのに980円と表示されるのはなぜですか?

海外あんしん定額の申し込み画面では、無料特典の対象でも通常料金が表示されます。

LINEMOベストプラン・LINEMOベストプランVでは、対象となる定額国Lのプラン料金が請求時に割引される仕組みです。

ただし、プラン選択時に8日以上を選択すると無料対象外になるため注意が必要です

海外では国内のデータ容量(ギガ)を消費しますか?

ahamoは国内と海外で月間データ容量を共有するため、海外で使ったデータ量も月間利用量に含まれます。

一方、LINEMOの「海外あんしん定額」は国内の月間データ容量とは別のサービスです。
定額国Lでは、国内のギガを消費せずにデータ通信を利用できます。

LINEMOは月をまたげば14日間無料で使えますか?

LINEMOの海外あんしん定額の無料特典は、日本時間の毎月1日午前0時に利用回数がリセットされます。
ただし、月をまたぐだけで、利用中の7日間プランが自動的に14日間へ延長されるわけではありません。

翌月分の無料特典を利用する場合は、対象条件を満たしたうえで、新しいプランの利用開始手続きが必要です。

海外でもLINE通話やSMS認証は使えますか?

ahamoとLINEMOは、どちらも海外でLINE通話やSMS認証を利用できます。
LINE通話はデータ通信を利用するため、通常の国際ローミング通話料は発生しません。ただし、LINEMOのLINEギガフリーは海外では対象外です。
また、海外でのSMS受信は両社とも無料ですが、SMS送信や通常の音声通話には別途料金が発生します。

まとめ ahamoとLINEMOは海外旅行の日数と普段の使い方で選ぼう

ahamoとLINEMOは、どちらも海外で追加料金なしのデータ通信を利用できますが、利用開始方法やデータ容量、利用 料金が異なります。

2026年10月にタイで両社を実際に使い比べた結果、通信品質に大きな差は感じませんでした。

一方、利用開始の手軽さはahamo、データ容量の余裕ではLINEMOと特徴は異なります。

ahamo
LINEMO
  • 申込不要
  • 海外到着後そのまま使える
  • 国内外合わせて最大40GBまで
  • 利用期間は15日
  • 利用期間後は最大128kbps
  • 海外到着後、申し込みが必要
  • 最大7日間/月
  • データ無制限
  • プラン終了後は通信停止
  • 期間終了後、追加購入可能

LINEMOの海外データ通信サービスは、2026年12月に利用条件の変更が予定されています。

2026年10月時点では、LINEMOは海外での利用開始手続きがややわかりにくく、使い始めるまでの手軽さでは、事前申し込みが不要なahamoの方が優れていると感じました。

一方、LINEMOは国内のデータ容量とは別に、対象プランなら毎月最大7日間分の海外データ通信を無料で利用できます。

月額990円から利用できる「LINEMOベストプラン(3GB)」でも、海外ではデータ容量を気にせず使える点は大きな魅力です。

また、海外データ通信を追加料金なしで利用できる期間は、ahamoが15日間、LINEMOが毎月最大7日間分と異なります。

旅行の日数や頻度も、選ぶ際の判断材料になるでしょう。

ただし、スマホの料金プランを海外データ通信だけで選ぶ必要はありません。

どちらもセット割を適用しなくても利用しやすい料金プランなので、普段の国内データ使用量や月額料金を優先して選ぶことをおすすめします。

海外旅行によく出かける方は、国内での使い勝手に加えて、海外ローミングの条件も比較してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

元大手キャリアショップ店員。店頭で数多くの料金プランを案内する傍ら、自腹で15社以上のSIM・キャリアを契約して使い倒してきました。現在もahamoを含む複数回線を契約中で、最新キャンペーンや通信速度は口コミの寄せ集めではなく自分で検証して発信。「通信費は固定費ではなく、変動費である」をモットーに、ユーザーが本当に納得して選べる情報を届けます。
実際に「使って」「行って」「試す」。
プランを契約して目的地に行って試します。
Apple WatchやiPadも実際に購入して使っています。
運営者情報はSIM CONNECTをご確認ください。

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